平成21年3月定例会報告その8

そこで3の2、町が発注する建物の設計施工は、この町にある人にお願いし、この町にある会社がみなさんでつくれるような方法を講じていただければ、私は何にも言うことはないと思っています。また、感謝状を送った西松建設が、新聞やテレビで報道されているとおり、民主党の党首の秘書まで逮捕されるような始末です。その会社に感謝状まで出し、セレモ二一まで町税で行ったことについて何を感じたか、お聞かせいただきたいと思います。

次に、我が町はいろいろなところに建物、町有地、広場、公園があります。すべて管理・整備し、毎年、清掃や剪定を行って手入れしています。なのに、花が咲き、実がなるものが一本もありません。子どもたちが遊びに来る、来てほしいと皆さんが喜ぶものがあってもいいのだと私は思うのです。実は食べられるもので、例を言えば、私が子どものころ、人のうちのものを黙って食べたこともあります。モモ、スモモ、グミなどがそうでした。花が咲き、実がなるということは心も和みますし、今、我が町の樹木を見渡せば、業者が喜びそうなものばかりです。手入れが少なく、面倒でない、しかもお金がたくさん取れる樹木です。町長がどうしてもやりたいと言うひまわり園も、どこかの二番、三番煎じで、「よかった」と言う人がいるなら、またやればいいと思います。ただ、やったということに税金が幾らかかったということも発表することを忘れないでください。そのヒマワリで油を取り、何かに利用するとか、特産物にするとか、あとのフォローがないのが残念でなりません。

ちまたでは、特定業者が、酒のせいかどうかわかりませんが、「おれ一人ぐらいは城祉公園の剪定管理で十分食べていかれる」と、豪語している場面に出食わした人がいます。町はその業者の言いなりになって、剪定の簡単な、管理しやすい樹木を買わされているのではないでしょうか。確かに、そう言われれば、花が咲くものはいきいきプラザには一本もありません。すなわち、管理費がかからず、業者の利益が多いということに尽きるということです。つまり、我が町は、まちづくりといっても、業者任せの夢のないものしかできないのです。